大腸癌と診断されるまで② 病院に行くまでが父との最初の戦いでした
平成30年夏
7月22日は父の誕生日。68歳になりました。
振り返ってみると日曜日だったのですね。
ケーキを少し買ってきて、父の好きな食事にしていたと思います。
思います、というのは、
父は相変わらずリビングのソファとトイレの間を往復の毎日。父の誕生日をゆっくりとお祝いできる余裕もなかっただろうし、正直言って記憶がほとんどありません。
少しでも食べられるように、好きなものでお祝いしたような「気がする」のです。
まさか最後の誕生日になるなんて思ってもいなかったから、病院に行って病気が落ち着いたら、また楽しくお祝いができる、来年そうしようと思っていました。
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