楽に生きるために 大腸癌で父を亡くしました

令和に変わる前、父を大腸癌で亡くしました。看護師でありながら父の闘病中に多くの葛藤と悲しみを味わい、「生きる大変さ」を痛感した経験から「楽に生きる」ことを考えていきます

生きやすさとは 父の最期から考えたこと

不安を感じたり挫折したり プレッシャーに押しつぶされそうになったり 人生の中ではいくつもの山も谷もあり 逃げてしまいたいことがたくさんある 時には人生の幕を閉じてしまいたいと思うこともある 人間関係 学校 仕事 恋愛 お金 育児 病気 きっとほかにも…

ようやく退院! 帰ってからは癌の痛みとの戦いでした

9月の終わり、父は1か月の入院を経てようやく家に帰ってきました。 一緒に住んでいる私の娘、父からしたら孫ですが、大好きな孫と久しぶりにゆっくり過ごせてとてもうれしそうにしていました。まごもじーちゃんが帰ってきてとても嬉しそうで、毎日父の所へ…

人工肛門のケアって大変?! 新たな戦いの始まりでした②

父の人工肛門の周りに膿んでる場所があり、毎日洗浄となり…洗浄って、膿んだところを注射器みたいなので生理食塩水をピューっと圧力をかけて先生は洗っていました。人工肛門の袋(装具といいます)を交換するタイミングで先生を呼んで洗浄してもらうのって、…

人工肛門のケアって大変?! 新たな戦いの始まりでした①

平成30年9月7日に人工肛門を造るのと中心静脈ポートというものを埋め込む手術を受けた父は、麻酔から覚めた手術台でひと暴れした後は、一晩中おとなしく過ごしていたようです。 前回の記事をご参照ください(;´д`) www.lisamamablog.com 手術の翌日は…

父が大腸癌で人工肛門造りました

平成30年9月7日父は人工肛門を造り、中心静脈ポートを埋め込む手術を受けました。 前回の記事です www.lisamamablog.com 当日私は仕事で、職場の病棟は走り回るほどの忙しさ。 手術は夕方だったので、なんとか仕事を終わらせたかったのですが、終わる気…

父が大腸癌で手術をすることになりました でもそれは癌をとるためではありませんでした

平成30年9月 大腸癌のステージⅣと診断され、告知された父は思うところもあったかと思いますが、痛みや便が出ないことの原因がわかり晴れ晴れとした表情にも見えました。 家に帰るのを目標に手術をしてもらうことにし、消化器内科で入院していましたが、消…

大腸癌と診断されるまで④ ついに大腸がんと診断、全身に転移 ステージⅣでした

平成30年8月末、父は検査入院しました。 本人はどうして入院するのかわからないといった風ですが、家でひっきりなしにトイレに行ったり食事もどんどん食べられなくなる、「尻が痛い」と何度も言っていたので、やっと病院に行き入院した…と家族はほっとし…

大腸癌と診断されるまで③ 総合病院へ受診、速攻で検査入院になりました

8月の終わり、紹介された私の勤める総合病院に父を連れて受診しました。 前回記事↓ www.lisamamablog.com 私の勤める総合病院は、地域ではそれなりに大きな病院で、通院患者さんは日々2000人ほど来院すると聞いたことがあります。 そんな病院ですから待…

大腸癌と診断されるまで② 病院に行くまでが父との最初の戦いでした

平成30年夏 7月22日は父の誕生日。68歳になりました。 振り返ってみると日曜日だったのですね。 ケーキを少し買ってきて、父の好きな食事にしていたと思います。 思います、というのは、 父は相変わらずリビングのソファとトイレの間を往復の毎日。父の…